2013年3月26日火曜日

訪問入浴サービス

きょうは夫のところに訪問入浴サービスが来た。

夫はかなり呼吸機能が落ちているのと、上半身の姿勢を維持することが難しいので、
今はシャワーチェアに座ってもうダッシュで頭と身体を洗うのが精いっぱい。
湯船に入ることはできなくなっているため、訪問入浴サービスを利用することにし、
きょうがその初回だった。

ナース1名に介護スタッフ2名が通常の1チームらしいが、きょうは、先週下見に来た介護福祉士も来て、総勢4名。スタッフが浴槽の準備をする間に、ナースは夫や私から情報収集し、これをチームで共有したうえで手順を決め、全員が声を掛け合いながら、仕事に当たる。
ALS患者は、症状の進み方にかなり個人差があるし、そもそも数が少ないので、うまく対応してもらえるか少し不安があったのだが、これまでの経験を活かしつつも、その先入観に縛られるのではなく、今目の前の患者さんの状態をきちんと把握して適切な対応をしようとしている、良いチームだったと思う。

訪問入浴サービスが来てくれた日は入浴介助をしなくていいから、その分の私の負担は減るけれど、その時間任せきりにできる訳ではないし、準備や後始末もあるから、負担軽減のメリットには限度があるけれど、夫にとっては「久しぶりに湯に浸かってとても気持ちがよかった」という大きなメリットがあった。なによりもそれが大事。よかった。