2017年2月22日水曜日

猫の入院・手術 2


8日、昼前になっても連絡がないのでこちらから電話する。A先生、カテーテルで石を押し戻すことはできたので、いまはカテーテルを入れた状態で尿を流しているという。ああ、じゃあ今日は麻酔処置はなしなのね。。。仕事キャンセルしなくてもよかったか。。。
根本的にはやはり手術で石を取るしかないだろうという話になったのだけれど、じゃあいつやって頂けるのですかと聞くと、「今日は無理だし明日もー、金曜日はちょっと大きい手術が入っていて、土日も今度は連休なので混むと思うんですよね」と宣う。「いまの状態で来週まで大丈夫なんですか?ご飯も食べてないそうだし、それまで家に帰った方がいいんじゃないかと思いますけど、カテーテル入ってたら難しいですよね?」と言うと、「腫瘍などでカテーテル入れてご自宅で生活する子もいますけど・・・ちょっと院長と相談してみます。」
その後、「明日ほかの手術の合間を縫って割り込ませます」との連絡が入り、長々待たされる心配はなくなったものの、いよいよ本当に全身麻酔をかけての手術になるので、一応腎機能の数値は悪くなっていないから大丈夫だろうけれど、時間も確定しないしやはり心配なので翌日の仕事も休ませてもらうよう連絡する。連日のドタキャン、ごめんなさい。

病室のさのすけを覗いてみると、ごはんは食べないもののケージには少し慣れたようす。
 
 
 

手術当日、13:30頃からになりそうというので13時過ぎを目標に家を出る。
病院まであと数分のところで「そろそろ始めます」と電話が入る。「今から行くのでちょっと待ってください」とお願いし、麻酔を待ってもらい面会。「大丈夫だからね。終わったら楽になるからね」と声をかけて送り出す。いったん家に帰って夫の身の回りの世話をしてから再度病院へ。予定通り1時間半ほどで手術は終わり、無事に石は摘出、さのすけもまだぼんやりとしていたけれど麻酔から目覚めてきた。ケージの奥に頭を向けてへたっていたのに、「さのちゃん」と呼んだらふらふらしながら急いでがさごそとこちらに向き直るところが健気で可愛い。
  
 
ひとしきり声をかけて撫でてやったら満足したのか、さっさと奥に入って落ち着いたので、またあしたね、と言って帰る。やれやれ無事に済んでよかった。
 
夕方A先生から電話が入る。普通なら4日くらいは入院して傷の具合等を見ておくのだけれど、さのすけはごはんもほとんど食べていないので家に帰ったほうがいいと思うから、あす1日様子をみて問題がなければあさってお帰しします、とのこと。土曜日はヘルプがないから普段外出はしないのだけれど、夫もいまのところは落ち着いているから迎えに来ることはできるだろう。早く病院のストレスから解放してやりたいもの。
 
翌日面会に行くと、もうカラーを外している。
  
傷口をあまり気にしていないようなので、ストレスになることでもあるので外している、とのこと。
ふうん、切ったところを舐めたりしないんだ。偉いぞ、さのすけ。
でも痛みがあるのかちょっと情けない表情。「明日はおうちに帰れるからね、もう少し我慢してね」
 
 
11日土曜日、5日ぶりに帰宅。おなかに力が入らないのかよたよたと歩いている。
うちには猫ベッドやら、ガリガリ・ラウンジやら、ダンボールにタオルやセーターを敷いたものや、猫が入ってくつろぐ場所がいくつもあるのだが、2日かけて一つずつその寝心地を確認していた。
 
手術して障害が取り除かれたら、すぐに尿がよく出るようになるのかと思っていたのだが、まだまだトイレには頻回に通い、少しずつ出している。石はなくなったけれど切ったことによる血片が詰まる可能性はあるので注意しておくようにと言われたのだが、この状態が大丈夫なのか確信が持てない。血尿にはなっていないのでたぶん大丈夫なのだろうけれど、まだ安心はできない。
(つづく)
 


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