2013年9月16日月曜日

我が家の猫物語エピローグ みいみちゃん再び

猫小屋の撤去を決意したものの、冬間近だったため、
実際に撤去したのは翌春、2007年の春だ。

もともと、野良猫の多いこの地域で、
「一匹くらいうちに居ついてくれないかな」という思いと、
野良たちが台風に遭うのを見るに見かねて、という事情とで設置した猫小屋だった。

結局、二匹の目の不自由な猫を保護し、
一匹の可愛いだけが取り柄の子がうちの子になった。
彼らのエピソードは、これからも登場させると思うが、
猫物語はこれでひとまず終わる。

その後、外の猫との関わりは、来た猫にはごはんをやる、
ということにとどめていたが、みいみちゃんもきさんたも、
また、この物語をmixi日記に書き始めた2009年暮れに秋に来るようになったブッチーも、
この稿を書いていた2010年時点では、まだまだ毎日のようにやってきていた。


  
うちの三匹は、みんなみいみちゃん↑の子どもなのだが、
以前書いたようにみいみちゃんは 
3軒下のKさん宅の縁の下にいたのが、Kさんが引っ越してしまったために
うちに来るようになったのだ。
根っからの自由猫で、触らせないし、
かつてうちに上がりこんでいたときに勝手口を閉めたら、 大パニックして暴れたことがある。

だから、みいみちゃんは「Kさんちの子」で
うちとは元々関係ないのに、というつもりだった。
ところが、猫物語を書く前に古い写真を見ていてびっくりした。

 
 
我が家に最初にやってきたふーちゃんの子どもの中の
この一匹はみいみちゃんじゃないか!
があん。

我が家と縁もゆかりもあった猫だったのだ。どおりでいつも堂々・・・
今は自由を謳歌しているみいみちゃんだが、よぼよぼで動けなくなったら、
その時は面倒見てやらなきゃいけないだろうか、と思っていた。

その後、きさんたは2011年にシンバとレオを産んだあと
 
冬の訪れとともに次第に姿を見せなくなり、みいみちゃんもどこかにねぐらを移したのか、
ぱったりと来なくなった。
 
近所でも猫を見かけることはめっきり減った。
そんな中で、ポン太だけは、春の恋の季節になるとどこかからやってきて、姿を見せる。
どこで見つけてくるのか、毎年新しい彼女を連れていたりするから、隅に置けない。
 
そんな風に、これまで出会って去って行った猫たちとも、
またいつか再会できると嬉しいと思う。
 
(mixiから転載の猫物語は今回で終了です。
 その後のうちの猫たちのことをパート2で書く。。。かも。)


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