いつも寝不足である。
このごろ就寝は午前3時、起床は午前8時半から9時半、という日が多い。
何時間睡眠時間が必要か、は、人によって違う。
そういうことを意識し出したのは10代の頃だが、私は8時間睡眠が理想で、
試験勉強も、睡眠時間から逆算して残った時間でできるだけやるというタイプだった。
(今のニュースの仕事が性に合っているのは、
この、「残り時間でやりとげる」という志向のせいかもしれない。)
夫は、3、4時間睡眠でも十分活動できる人だから、
元気だったころは、朝は一人で起きて朝食を作って食べて出かけて行ったし、
終電まで踊ってなかなか帰って来ないときは、こちらはさっさと風呂に入って寝てしまっていた。
いま、夫はひとりで起き上がって移動することはできないから、
どうしても私が先に起きて準備を整えてから夫を起こし、
寝る時も、夫を寝かせてから私がやすむことになる。
私が8時間寝ようとすると夫に10時間以上横になっていてもらわねばならないし、
そもそも生活上そこまでの時間の余裕はないので、睡眠時間6時間程度、
という毎日になる。
病気になる前も、ミロンガに行ったりして夜遅くなり、翌日予定があって8時間寝られない日、というのはあったけれど、そういう時はその次の日にゆっくり寝る、ということができた。
今は、夫の体調のためにも、あまり大きく生活のリズムを崩さないようにしている。
身体のリズムが狂ってしまったときの対応の大変さを考えると、
私が寝不足を我慢する方がずっとましなのだ。
看護や介護のサービスは色々あって、できるだけ利用しているけれど、
起床・就寝というもっともプライベートな時間帯に他人が介入することは難しく、
こればっかりはどうにもならないのがつらいところだ。
まあ、それでも、夫が病気になってからもまだ勤めに行っていた頃は、
就寝から4時間ほどで起きて夫を車で送るところまでサポートし、
帰ってきてまた2時間くらい寝る、という日々だったから、
それに比べればいまはだいぶ落ち着いている。
ずっと以前だったら、これだけ寝不足が続けば確実に風邪を引いて寝込んでいたのに、
この1年余り、風邪ひとつひかずにやって来られているのは、もう、
主の憐み以外の何物でもなく、ただただ、神に感謝、である。
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