2013年5月5日日曜日

我が家の猫物語(6)新撰組!

(少し間があきましたが4月24日のエントリーの続きです。
 この「我が家の猫物語」シリーズは過去のmixi日記の再掲です。)

お腹が大きくなったみいみちゃんが、我が家に来ることが多くなり、
猫小屋での出産の可能性を考えて掃除しておかなければ、と思っていた矢先の
2004年7月10日。
私は朝から仕事で昼過ぎに帰宅したら、すぐ別の用事で外出する予定で、
夫も外出の予定があり我が家は朝からばたばたしていた。

そこへやってきたみいみちゃん。いつもはキッチンのあたりにいるのに、
この日に限ってはなにかを探すようにリビングの奥まで入ってくる。

「産む!」と直感した私。
「おうちの中は産むところないから、猫小屋にしなさい。お掃除まだでごめんね」
と外に追い出して仕事に行った。

帰っておそるおそる小屋を覗くと、数はわからないが子猫が生まれていることは確認できた。
当面親が子どもから離れることはできないだろうと、
猫缶をお皿に入れて小屋の中にそっと入れて、午後の用事に出かけた。

夕方帰宅してみると、ごちそうさまとばかりに空のお皿が小屋の入り口に出してあり、
うーん、感心感心。(^'^)

子猫はどうやら3匹いる模様。
そろそろ猫の名前を考えるのにも疲れていた私は、
この年の大河ドラマから名前をとることにし、
三匹だから、カッちゃん、とし、総司かな、でもメスもいるかな、などと思っていた。

誕生から3日目。子猫の撮影に成功。

 





この年の夏は猛暑だった。猫小屋は雨よけ目的に作ってあるので風が通らない。
やはり暑かったらしく、2週間ほどすると、
みいみちゃんは子猫を連れてどこかに行ってしまった。
暑いとはいっても子猫は保温が肝心なので心配していたら、さらに1週間ほどして
裏の家の台所の窓の小さなひさしの下にいるのを発見した。

しかし!

この年は台風の当たり年でもあった。
その夜も雨が降っていて、裏の家の人にわからないように、
そっと猫のいるあたりの塀と家の隙間に傘をさしかけたりしたが、
台風となっては間に合わない。

翌日、ホームセンターに走って猫小屋より大き目のキャリーを購入。
今度は通気孔をふさいでしまうのではなく、手芸用のゴムひもで大きな輪を作り、
キャリーの上にかぶせたブルーシートをこの巨大輪ゴムでとめて、取り外しできるようにし
入り口には透明のビニールをのれん状に切れ目を入れたものを下げて、
出入り自由、泥はねはストップする、という作りにした。

これを玄関と反対側の、ベランダ下で雨がかかりにくい場所に設置し、
「みいみちゃん、別荘作ったから入りなさいよ!」と声を掛けておいたところ、
夕方には入居していたのであった。
(つづく)

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