2013年7月8日月曜日

我が家の猫物語(12)3匹生活

突然飛び込んできた静を加えて、3匹となった我が家の猫たち。
  

  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じ親から生まれた1歳違いなのだからか、どちらかが凶暴にどちらかをいじめる、
というようなこともなく、3匹生活がスタートしたが、 平穏無事だったわけでもない。
    

  
  













ワクチン接種のため静を動物病院に連れて行くと、幾つも寄生虫を飼っていることが判明。
他の2匹もトイレを共有しているので、うつっている可能性があり全員に虫下しを飲ませることに。 その後虫がいなくなったことを確認するために検便もしなければならず、
一週間ほど(?)大変だった。

トイレも問題になった。

としとさのすけだけの時は、トイレは2個で、3匹でもそのままいけるかと思っていたが、
としやさのすけがトイレに入っていると、静が覗き込むので(エッチ!)、
さのすけがこれを嫌い、トイレ以外の場所でするようになってしまったのだ。
すぐに1個増やしたものの、事態は改善せず、インターネットなどで調べると、
多頭飼いの場合は「頭数+1」が望ましいとあり、
キッチンに置ける限界の4個設置することになった。

キッチンの床の半分は猫トイレに占拠され、さのすけは便秘癖がついたため、
カリカリにふかし芋をトッピングしたり、いろいろ苦労した。

水溶性繊維の入った療法食とオリゴ糖配合のウェット、さらに猫草サプリで
最近は排便がスムーズになったものの、トイレが汚れているとすぐ床でしてしまう癖は直らない。


    
  













としとさのすけが視覚障害猫なのに対し、静は目に問題はない上、おてんば盛り。
兄貴たちが絶対にしなかった、テーブルやキッチン・カウンターに飛び乗って物を落とす、
といういたずらを盛んにしてくれた。

朝階下に降りてくると、

ダイニング・テーブルの周りに塩と胡椒がばら撒かれていたり
急須が割られていたり、愛用のボールペンがおもちゃになっていたり。
それも、人がいないときにやるのだから、いけないとわかっているのだろう。
キッチンの棚に置いていたフリ○キーの袋がかじられるに至って、
猫餌は別の部屋に隔離されることとなった。

  今でも夜中に高いところに上がってはパトロールしているらしく、
  昨日まではなかったものが置いてあると、間違いなく床に落としている。

  さらには、夫の目の前でキッチンの調理台に飛び乗り、カウンターを飛び越える、
  を繰り返しているらしい。

そんな生活も徐々に落ち着いてきた2006年6月、私たちは
齋藤徹さんとトリオ・ロス・ファンダンゴスの共演を聞くために、福岡に出かけることにした。
ティエンポのミロンガでの演奏は日曜日の夜。
土曜の晩に福岡入りし、日曜の朝はたにもとさんの教会に行き、
夜ミロンガの後もう一泊して帰れるよう、月曜は休みをとった。

ブエノス旅行を含めて3回ペットシッターをお願いしていた家事サービスの会社に連絡すると、
ペットシッター部門を新たに設けたので、来てくれる人が替わり、料金体系も変わった、 という。
打ち合わせにみえたのは、二十歳そこそこのお嬢さん。一抹の不安がよぎるが、
同行した責任者は以前と同じ方だったし、細かく指示を与えていたので、

このままお願いすることにする。

その数日前から、としがなんとなく落ち着きをなくしていて
外に出ようとする様子が見られたので、
もともと外にいた子なので心配はないが、留守の間なので

出ないように扉の開け閉めには注意して、 とお願いし、
私たちは福岡に飛んだ。

(つづく)

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