2013年7月14日日曜日

我が家の猫物語(13)事件発生

福岡に着いた翌日の日曜日、土砂降りの中南小倉バプテスト教会に出席。
事前に何も知らせていなかったので、たにもとさん、
「なんでこいつらがここにおんねん?」とばかりにきょとん。
それを狙っていた私たちは大満足。(ごめんなさい)
TLFのブエノスツアーから帰国したばかりだったので、
土産話満載の楽しい説教を聞き、礼拝後にはドゥルセデレチェ風味のオレオを頂いて
また、夜ティエンポで会うことを約して博多に戻る。

夕方、ホテルで一休みしてティエンポに出かけよう、という時、私の携帯が鳴った。

「ア○ールの△△ですが」(ペットシッターである)
「はい」
「としちゃんは、いつもはどこにいますか?」
「え?どこって、いつもは側に来るけど。
 じっとしてるとすれば箱の中とか、ソファの上とか?」
「ちょっと姿が見えないので」
「あなた、外に逃がしたの?」
「いえ、逃がしてないです」
「あなたが出さなきゃ他に出す人いないんだから、家の中にいるでしょ。
知らない人が来たんで隠れるとすれば、ベッドやソファの後ろだろうから、
よく見てみて。」
「わかりました。」

外に出てしまったのだろうか、いや、出していないと言うからには違うのだろう、
でも。。。

とにかく、携帯がいつ鳴ってもいいように気にしながら、ティエンポのミロンガを楽しみ、、
TLF、徹さんと一緒に海鮮丼やらごまさばやら、おいしいものを食べて、打ち上げ。
その間も携帯は鳴らなかった。

ケイトさんの車でホテルまで送っていただき、部屋に帰ると、
携帯がない。
ホテル玄関から部屋までの足取りをなぞるが、ない。
店では持っていたので、店に電話してみるが、ない、と言う。
とすると、車の中か?
先ほど徹さんを降ろしたホテルの電話番号を電話帳で調べて、夫にかけてもらい、
徹さんからたにもとさんの携帯番号を教えてもらってかける。
車の中を探してもらうと、あった!
お手数だが宅急便で送って頂くようお願いする。<m(__)m>

ア○ールにも、今後の連絡は夫の携帯にするようにと、留守電にメッセージを入れ、
ようやくベッドに入った。

翌朝、夫の携帯に電話が入る。
やはり、としは外に逃げていたというのだ
夜中もずっと確認していたけれど、家には入って来ようとしない状態。
それでは、他の二匹を廊下の方に閉め出しておいて、
勝手口を開け放して入ってくるのを待ってみるようにしてはどうか、
と言って電話を切る。

昼ごろ、また連絡があり、やはり入って来ない、という。
たぶん、知らない人がいるので入りにくいのだろうと思い、私たちも夕方には帰るので、
いつまでもシッターさんがそこにいても仕方がないから、としはそのままで、
ごはんだけ食べられるように外に出して、帰ってください、と言って電話を切る。

家の外には母猫もいるし、としは臆病なので通りに出て車にはねられたりしないだろうから、
危なくはないだろうけれど、参ったなあ、と思いながら帰路についた。

夕方帰宅すると、勝手口の戸が半開きになっている
あれ?帰っていいって言ったのに、待っててくれたのかな。
玄関を入っても誰も出てこない。あれれ
二階からさのすけとシズカが降りてくる。え?
LDKへの扉が閉まっている!ええっ??

としをおびき寄せるために勝手口を開放し、
そこから他の子が出ないようにLDKへの扉を閉めておく、
というのは、あくまで短時間の措置で、
そのまま閉め出されていては、さのすけやシズカはキッチンに行けないので
ごはんも水も摂れないしトイレにもいけないのに!
(おかげで2階の寝室の床が惨憺たる有様に)

第一、勝手口開けっ放しじゃあ、としが入ってきたって、また出て行くだけだし、
他の猫も出入り自由、

泥棒さんも出入り自由じゃないかあああ
私が家の電話で事務所に電話する間、
夫は自分の携帯に残っている番号から担当者の携帯にかけている。
「すぐ来い。一人で来るな。責任者を連れて来い。」


(つづく)

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