というのは以前のブログに書いた。
バッテリ内蔵機種の静音化はいつまでたっても実現しそうにないし、
呼吸器以外にも吸引器や電動ベッドなど、電源を確保しないといけないものはあるので、
家庭用蓄電設備を付けることを以前から考えていたものの
伝手やとっかかりがないまま、手つかずでいた。
先の停電をきっかけに、やっぱり早急につけたほうがよい、ということになり、
九州でこうした設備の仕事に携わっていた友人に、こちらの業者さんを紹介してもらうことに。
お盆休み明けにメーカーさんから連絡をもらい、双方の都合が合って話ができたのが9月に入ってから。実際の設置は販売業者さんになるため、手配をお願いしたものの、通常頼んでいるところには、杓子定規に「医療機器につなぐものは請け負えない」と言われたそうで、個人的な知り合いの電器屋さんを連れてきてくれた。
うちは平日はナースやヘルパーが出入りしていて、夫の身の回りでいろいろやっているので、工事はどうしても週末で、ということになり、先週末の土日で設置工事、昨日22日土曜日で機器の設定をしてもらい、ようやく稼働するようになった。
うちでつけたのはこれ。
電力会社から買った電気を蓄電池に貯め、停電になったときは夫のいるリビングへの供給ラインがこの蓄電池からの給電に自動的に切り替わる設定にしてもらった。容量は8.4kwh。
うちの場合は、長期停電になる場合には東電が発電機を持ってきてくれることになっているので、何日間もこれでしのごうとは思っていないから、このくらいで大丈夫かと思っているのだけれど。
蓄電システムを太陽光発電と組み合わせて、貯める電気は太陽光で賄ってということもできるが、
うちは屋根の形状からちょっと難しかったのと、それ以前に太陽光パネルの廃棄物としての問題が気になるので、それはやらずに蓄電池だけにした。(発電して余った電気を電力会社に売って設備投資の元をとる、という考え方はもはや現実的でない。)
最初のメーカーさんのざっくりした話では、容量4.2kwhで150~200万、8.4にすると250~300万、ということだったけれど、最終的には190万ほどで収まった。(まだ払ってないけど)。
少し前から点かなくなっていた外階段のセンサーライトもついでに見てもらったら球切れだったというので、これもサービスで替えてもらったし、ちょっとお得感 (*゚▽゚*)
いやいや、そんなことより、「留守中、停電になったら・・・」の不安から解放されたのがよかった。
台風などの天災だけでなく、最近あったケーブル火災などでも停電になりうることがわかったところだったので、このタイミングで工事ができたのは幸いだった。
きょうはちょうどドクターにメールを送る日だったので、このことも報告したら、
「うちでも検討してるので、今度教えてください」だって。 おやおや(´・_・`)