秋の箱根にドライブに行ってきた。
いつもは湘南から行くのだけど、なぜかナビが東名で行けというのでそっちから。
最初の目的地は山のホテルのティールームなのだけど、
なぜか小田原から箱根は旧道から行けと言う。
この道は交通量は多くないけど、狭くて勾配もきつい。
♬はっこねーのやっまわーてんかーのけん
よいしょ、とハンドルを切りながら上る。
そんな道をハイキングする人がかなりいる。
普通の格好で歩いている人さえいる。
いったいどこからどこまで歩くのか?
自転車で上ってる人もいるではないか!なんなんだ。
目当てのティールーム、天気が良いのでテラス席はいっぱい。
一瞬空くのを待つことも考えたけどやめて、室内の窓際の席へ。
(これは正しい選択。テラスの人たちは私が食べ終わってもまだのんびりしてた。)
ルイボスティーグレープフルーツ風味。全然ルイボスの癖がなくて美味しかった。
オムレツ ラタトゥイユ添え。
芦ノ湖はすこし波立っていたけど、日差したっぷりでボートで釣りをする人も。
桟橋の先に立てば山影から富士山が。
デザートはパスして、仙石原をめざす。
先月通った時はすこし早かったすすきの原。
先の台風で被害があって一時閉鎖された遊歩道も一部入れるようになったそうなので
きょうは車を降りて歩いてみるつもり。
遊歩道はこんな感じに行き止まり。
すすきはもう終わりに近づいていたけど、広々した草原に揺れる穂は心和むものだった。
そしてポーラ美術館へ。開催中のシンコペーション展を見に。
以前、横浜美術館でも現代アートと過去の巨匠のスタイルとの関連性を扱った展示があり
とても興味深かったので、今回のこの展示も見たいと思っていたのだ。
期待を裏切らない、丁寧でよく考えられた展覧会だった。
ここは少し高いところなので、紅葉が進んでいる。
仙石原には親から受け継いだ別荘地(原野)があるのだが、
まさにそのすぐ下で土砂崩れがあり、
そのおかげで宮ノ下方面に抜ける138号線は通行止めになっている。
恐る恐る別荘地の様子を見に行く。
大きな倒木などは起きていなかったけれど、
もともと未舗装の道路がますますすごいことになっていて、ちょっと怖かった。
ここで立ち寄り湯でも使いたいところだけど、
日没の富士山を御殿場に下りる途中の「ふじみ茶屋」から見るにはもう時間がないので
そのまま出発。トンネルを抜け、さあ、と思ったら、なんと
ふじみ茶屋が閉まっていて車が停められず、写真も撮れず。
そのためにこっち側に下りたのに。
ここでお団子でも食べようと、デザート我慢したのに。
こんなことなら温泉に入ってきたのに。(T_T)
少し下ったところで路肩を見つけ、やっと1枚撮ったのがこれ。
またいつかこれもリベンジしないと。
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