このところ、不調で寝込んでいた。
月末に大事な友人と会うので、流行のインフルエンザにかかってはいけないと、今まで受けたこともない予防接種をしたのが敗因ではなかったかと疑っている。
だって、その数日後から始まった症状の展開は、まさに昨冬A香港型に罹患したときとそっくりだったのだから。
数時間で収まったものの発熱したので、一応かかりつけ医には行ったものの、彼女は予防接種の影響とか、あるいは予防接種はしたもののインフルエンザにかかった可能性とかにはまったく頓着せず、通常の風邪薬を処方してくれた。だが、これがまったく効果なく症状は淡々と悪化し、結局一週間余り咳と微熱でほとんど外出もせず、うとうとごろごろと過ごしていた。
熱があると、横になればすぐ眠れてしまう。今はこうしてぐうたらしていても誰に迷惑をかけることもないし(仕事をキャンセルした迷惑は別として)世話をしてやらなければいけない同居人がいるわけでもなく、ほわほわぬくぬくと過ごしていた。
本当なら、まだ寒さがさほどではない今のうちの休みの時間を何回かかけて大掃除をすませておきたいところだったのだけど、結局それも師走に持ち越してしまいそうだ。今年は喪中だから年始の準備もさしてすることがあるわけではないから、それでもたぶん不都合はないのだ。「この1時間であれとそれとこれを片付けておかないと、次はひと月後まで手をつける暇がない」という生活をしていた頃との落差!
一昨日は咳も収まってきたので、前回お休みしてしまったオケの練習へ。
2ndVnはまさかの3人でオモテが私しかおらず、トップに座る羽目に。
指揮者が注意したいのをガマンしているのがわかる。音程悪くてごめんなさい。
ずっと避けていたメトロノーム練習がやっぱり必要と再認識したし、まあ、できないから練習するわけだからよいセッションではあったのだ。
昨日は雑司が谷エル・チョクロへ、トリオ・ロス・ファンダンゴスを聞きに。
彼らには異例の今年2回目のエル・チョクロ、そして初めてのTLFのみでの演奏。
今回の東京は3日目とあって、谷本さんのMCも3人の演奏も全速力で駆け抜ける。
駆け抜けるのだけど、タンゴのグルーブは崩さないところが彼らの技術の高さと研究の深さ。聞くたびにその安心感が増して、音楽に身を委ねることができる。同じ時代に同じところに居てくれて、ありがとう。なんたって、大阪弁のCafe Dominguezのレシタードが聞けたもんね!
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