年末年始は、母の喪中ということもあり格別何もせずに過ごしていた。
11月中に喪中はがきを出してもう年賀状の心配もなく、
と思っていたら、何人かはお構いなしに年賀状をくれたり、
さらにそのあとに寒中見舞いをくださる方ありで、
なんというか、そのテの繁忙感が少しずれてやってきたなあ、
でもめんどくさいなあ、と思っているうちに1月は半分過ぎてしまった。
振り返れば、夫が1階のリビングと2階の寝室を移動するのをやめ、
リビングに置いた介護ベッドで生活するようになって1年が過ぎたことになる。
移動していた最後の頃は、支えても立つことが困難だったから、
ベッド~車椅子~昇降機~車椅子~ストレスレスチェア
と移乗させるのに結構苦労していたから、
ベッド生活になる前に私の腰がイカレなくてよかったとほっとしたものだった。
移動していたことは、やはり夫の体調にも大きく影響していたようで、
ベッド生活になって、病気の進行は緩やかになったように思える。
とはいっても、最初の3~4ヶ月は、身体を起こすことが少なくなったことで
お腹の調子などあらたな不調も出てきていろいろ大変だった。
夫が2階で一緒に寝ていた頃は、夫を寝かせてから自分が寝み、
朝は先に起きて、階下の準備を整えてから夫の身支度をして移動介助していたから、
寝るのが4時間だろうと3時間だろうと、目覚ましがピッと鳴った瞬間に止めて、
がばと起き出して動いていたのだが、2階で私一人で寝るようになったら、
朝、起きられない
目覚ましのスヌーズを4回、5回と鳴らして、やっとの思いで起き出す。
自然に目が覚めるた日が2日あったかどうか、とにかく去年は眠い1年だった。
それに加えて去年は、なーんとなく筋肉痛のような、だるさのような、
どーも身体がしゃきっとしない感じがず~~~っと続いていて、
眠いのと相まって、サエない空気が付きまとう1年でもあったのだが、
こちらのほうは12月になってひょんなことから改善した。
もともと私は好んで牛肉を食べる方ではなく、
以前書いたように コレステロールを気にしているから、
外食時には肉より魚、野菜、を選ぶようにしていたのだが、
ある時ファミレスで「厚切りローストビーフ」がとても美味しそうだったので
食べてみたところ、なんとその翌日、今までの身体の不快感がなくなっていたのだ!
牛肉に含まれるアミノ酸のせいなのか
はたまた気のせいなのか
なんにせよ、私の頭には
元気が出なけりゃ肉を食え
という、タンゴ人なら当たり前のことが改めて強くインプットされたのだった。
以来、やはり身体が求めるものを食べるべし、と肉も結構食べているので、
来週の検査の結果がどう出るか、ちょっとドキドキだ。